本題からずれて・・・
りおです。
ミニチュアダックスワイアーヘアード
彼女は11歳。
事故や病気に負けず、強気にやってきました。
ただいまダイエット中です。
日々の牧場の様子を気ままにつづった日記帳。
本題からずれて・・・
りおです。
ミニチュアダックスワイアーヘアード
彼女は11歳。
事故や病気に負けず、強気にやってきました。
ただいまダイエット中です。
尾鷲牧場の牛舎はフリーストール方式といって、牛舎内で寝そべるのも立つのも自由に動くことができます。
柵から1頭づつ頭を出して、餌を食べます。
この柵の間に、ドンナとチーズ2頭が窮屈そうに納まってしまいました!
みな 適当な間隔をお互いにあけているのですが。
フリーストールにして、20数年、初めて見る光景です。
串本は昨日今日と五月晴れ。
さわやかで、気持ちの良い日でした。
観光客の方、帰省された方、もちろん地元の常連さんも、たくさんのお客様がこられました
店の前からは潮岬がきれいに見えます。
空と海と新緑が映えて、時間や天候によっていろいろな表情をみせてくれます。
GWも明日で終わり。
新茶ソフトを食べにおいでください。
今朝、マーボーが出産しました。
せっせと子牛の体をなめています。
子牛の父親は、和牛なので体色は黒一色です。
尾鷲牧場では、産後すぐにカルシウム入り味噌汁を母牛に飲ませます。
多く飲むほどに、回復が早まり産後に多い急病になりにくいのです。
マーボーは、なんとバケツ6杯、約100㍑を飲み干しました!
この茶色い牛はビッグマーボー。
これも立派なホルスタインです。
普通ホルスタインというと、いわゆる牛柄、はっきりした白黒模様ですが、こういう茶色(レッド)もあるのです。
毛色の表記は、白が多く黒が少ない場合、WB(ホワイト、ブラック)、反対はBW(ブラックホワイト)。
赤の多いマーボーはRW(レッドホワイト)ですね。
毛色の表記は、犬や猫などと同じです。
マーボーは、体重900㌔超の巨体。
普通ホルスタインのメスは体重650㌔から700㌔なので、とにかくでかい!
今度のお産で8回目! ど迫力のかあちゃんです。
串本は、今日とてもいいお天気GW初日にふさわしい行楽日和でした。
牛たちも掃除したての牛舎でのんびり。
天井のファンからはゆるやかな風が送られ、天窓から差し込む日差しをファンの影がゆっくり折り曲げてゆく。
間近に見える海面がきらきら光っている。
ここは、まるで南国リゾート。
でも、牛舎の中です。
この牛は、ドンナ。ファーストネームです。
チーズとともに、北海道からやってきました。
チーズとドンナは、どうやって見分けられると思いますか?
ブラウンスイスは、全体に灰褐色で鼻先がしろいのです。
頭の毛がカールしているのがドンナです。チーズは、なんと散髪されてきたんです。それも坊主頭!
寒い北海道から来たときは、みなふわふわの冬毛ですが、暖かい串本では一年中夏毛のまま。
では、チーズは、坊主頭のままなのでしょうか・・・?
手前の牛の愛称はチーズ。
やさしい顔でしょう?
血統書の名前の一部 パルメザンからの発想です。
尾鷲牧場では今までホルスタイン種のみを飼養していましたが、今年初めてブラウンスイス種という乳牛を導入しました。
スイス原産、アメリカで改良され、日本では珍しい品種です。
乳量はホルスタインに比べ少ないものの、乳たんぱく質が抜群に多く特にチーズの原料に最適といわれます。
このチーズにもうすぐ初めての子牛が産まれます。
そして、たくさんの牛乳をだしてくれるはず。
今からわくわくしています!
尾鷲牧場は、本州最南端の町、串本町にあり、吉野、熊野国定公園にある太平洋を間近に見下ろす牛舎はストレスの少ない環境です。
そこで、のびのびと暮らし、吟味された飼料(オリジナル特別配合飼料)を食べる牛はまさに“牛さま”感覚で一頭一頭大事に飼養され、皆様のもとに届ける牛乳を生みだしていきます。
そんな尾鷲牧場の日々の様子を気ままにつづって行きます。